会話って、本当に難しいです。
自分では、それなりに話せる方だと思っていたんですけど、かなり会話下手だったみたいです。
会話を膨らませたくても、全然膨らむことなく、すぐに途切れてしまうんですね。
どうしたら良いんだろう?と悩んでいました。
人付き合いは、それなりに上手くいっていました。
友達もいましたし、彼女ができたこともありました。
学生時代は、バスケ部に入っていて、同学年のチームメイトはもちろん、先輩とも後輩とも上手くいっていたんですね。
友達とケンカしたり、彼女にフラれたり、嫌な思いをしたこともありましたけど、友達と仲直りしてまた遊んだり、失恋を乗り越えて新しい彼女ができて楽しい毎日を過ごしたり…それなりに充実した日々を送っていました。
友達との会話でも、くだらない話や冗談を言ったり笑わせるようなこともありました。
だから、自分が話下手だなんて思ってませんでした。
というか、最初にお伝えした通り、人間関係がそれなりに上手くいっていたので、会話上手だとか口下手だとか、そんなことを考えたこともなかったんです。
それが気になりだしたのは、社会人になってからでした。
それまでは、あくまで同年代の人達とばかり話をしていて、普通に会話ができていたんですけど、それは友達という感覚だから平気だったんです。
先輩と言っても、一つ二つ年上だし、タメ口とまでいかなくても、しっかりとした敬語ってことでもないし。
すごく年上の先生に対しても、そんな感じでした。
それに会話の内容だって、テレビや音楽、ゲーム、恋愛など自分も興味があるようなことばかりだったので、どんどん話せていたんですよね。
ところが社会人となると、そういうわけにもいきません。
同期の仲間とは平気で喋れても、上司相手にくだらない話もできません。
相手がきさくな方なら、まだ良いんですけど、ちょっとお堅い方だと、何を話して良いのか分からなくなってしまって…。
何とか話をしようとしても、全然話も弾まないし、すぐに沈黙になってしまうし。
ただのご機嫌取りになってしまって「そうなんですか~スゴイですね~」「さすがです!」とかしか言えなくなってました。
会話が膨らんでいくコツがあった!
改めて、自分の会話力の無さというものを実感しました。
「俺の会話力なんてものは、所詮学生時代だけ通用するようなもんだったんだ」と思いました。
でも、誰しも学生時代があって、その頃には友達とくだらない話をして盛り上がって、それで社会人になるわけですよね。
それでも、上手く会話ができる人だっているわけだから、何かしらコツがあるんだろうと思いました。
自分自身で一度上手くいかなくて、変に苦手意識を持ってしまったことも良くなかったんでしょうけど、結果的には、こんな会話ノウハウを知れて、上手く会話を弾ませることができるようになりました。
この中で紹介されているもので、「自然に会話が膨らんでいく興味深い6つの質問」というものがありました。
この質問をしてみたところ、本当に会話が膨らんでくれたんです。
そのまま真似しただけで、ここまで効果があるなんて、すごいですよ。
会話上手・聞き上手な人って、こういうコツをしっかり理解しているんでしょうね。
この会話術のおかげで、相手が上司でも問題ありません。
それまですごく苦手だった、堅物上司がいたんですけど、面白いくらい会話が弾んでくれて、気に入られてしまいました。
有難いことなんですけど、頻繁に飲みに誘われるようになってしまって、ちょっと困っています。
でも、全く相手にされないよりは良いんですけどね。
それに親しくなって、いろいろな話を聞かせてもらっていると、やっぱり勉強になることも多いので、良かったのかもしれません。
今では相手が誰であっても、上手く話を膨らませることができるようになりました。
それに人に好かれる会話術には、いろいろな話術のことが紹介されているので、どんどんマスターできていて、今では自信を持って「人付き合いが上手くいっています!」と言えるくらいですね。
「会話って難しい」と思ってましたけど、「意外と簡単だね~」と言えますね。