引っ込み思案を克服するには焦ることなくじっくりと!


引っ込み思案というものを調べてみると

自分が実力以上でいなければならないという心理が原因だ

解決するためには、今の自分をあるがまま受け入れること

そんなことが書かれていました。



なるほど!自分を受け入れれば良いんだ

と納得する人もいるとは思いますが

私は経験上、納得できなかったんですよね。


口下手を克服して話上手になるための秘訣!その1


私も極端な引っ込み思案で

その原因は学生時代に受けたイジメです。

他にも細かいことがあるのかもしれませんけど

自分自身で思い当たるのは、そのくらいで。

それまでは、人前に出るのも平気でしたし

友達も男女いましたから。



そのイジメがキッカケとなって

人の目が怖くなって、何事にも消極的になってしまいました。

どうせ、自分は嫌われる・・・

必要とされない人間だ・・・

人前に出るのが怖い・・・

考えることと言ったら、自己否定するようなことばかり。



とにかく自分がキライでした。

自信なんてものは全くなかったですね。

その後の学生時代や社会人になってからも

ある程度、親しくなる人はいましたけど

嫌われないように良い奴を演じていた

そんな感じで過ごしていました。

気が付けば、自分が自分でないような状況でしたね。



今の自分をあるがまま受け入れる

というのは確かに正しいことかもしれませんし

引っ込み思案を克服するには一番の近道かもしれませんが

自己否定のし過ぎで

自分を受け入れることなんて、全くできませんよね。



いきなり、性格がガラリと変わることなんて

よほど衝撃的なことがない限り無理な訳で

徐々に変えていくしかないんですよね。

焦らずゆっくりと!

私も、少しずつですが変えることができました。

ほんの少し上手くいくようなことを何度も経験していったんですが。

いわゆる成功体験というものですね。

些細なことでも成功を繰り返していくうちに

自信へと繋がっていくものが成功体験なんですが。



私の場合は、とにかく人付き合いが苦手で

会話というものが苦痛でしかありませんでした。

何を話せば良いのか分からない

会話が続かない

そんな悩みしかありませんでしたが

職場の中でも、比較的親しい人と話をした時に

やたらと会話が弾んだことがありました。

それが成功体験のその1



女子社員と休憩が一緒になった時に

向こうから話しかけてきてくれて

なんとか休憩時間は会話を続けることができました。

それが成功体験のその2



デパートへ買い物に行った時に

案内所のキレイな女性にお店の場所を聞いて

「ありがとうございます」

とお礼が言えた。

それが成功体験のその3



その程度の体験なんですが

人付き合いが上手な人にとっては

こんなことが成功したことになるの?

と思える内容かもしれませんけど

私にとっては、スゴイことなんですよね。



自分でも、日々成長していると思えるくらい

驚くべき出来事なんです。



そんな些細な体験をしていくうちに

何度も会話が弾む、盛り上がるという経験をしていくうちに

会話って楽しいものなんだな

と思えるようになりました。



それからは、否定的なことを考えないように

職場での人付き合いもそうですが

コンビニで買い物した時に

レジの人にお釣りをもらった時に

どうも

の一言。

食事をしたお店で店を出る時に

ご馳走様

の一言。

大したことではないんですが

一言・一言を大切にするように意識していきました。



それから、数か月後。

人付き合いが楽しくなったんです。

完全に引っ込み思案が無くなった訳ではないんですけど

昔の自分に比べれば、明るく積極的になった方だと思います。



ちなみに、何を話して良いのか分からない

という悩みを解決してくれたのは、この教材です。

人に好かれる会話術



初対面の人でも、異性でも

シチュエーションごとに会話例が学べるので

とても参考になりました。



少しずつでも、

自分でも出来るんだ

ということを体験して、引っ込み思案を克服してください。