自分でも嫌になるくらい消極的な人間で、自分から友達を作ろう!ということも、ほとんどしないタイプでした。
でも、本当は積極的に話し掛けて、たくさん友達が欲しかったです。
そう思っていても、全然行動に移せないし、楽しくお喋りなんてこともできない自分のことが、本当に嫌になっていました。
小さい頃は、「人付き合い」だとか大して考えてもいないし、「会話」なんてものも特に意識せず、普通だったんですよね。
でも、成長するにつれて、「恥ずかしい」という気持ちが強くなってきました。
「変なことを言って笑われたら…」「こんなことをしてバカにされたら…」という感じで他人の目を気にするようになったんです。
そうなると、何も言えないし何もできない状態になりました。
ちょっとしたことでも「大丈夫かな?」と思ってしまって、どんどん消極的になっていきました。
同級生が数人集まって楽しそうに会話をしていて、「その輪に加わりたい」と思っても「後から入っていって話に付いていけなかったら…」「嫌そうな顔をされたら…」など、否定的なことしか頭に浮かんできません。
悪いことしか考えられないので、結局輪に入っていくこともできず、一人でポツンとしているだけ。
文化祭など行事ごとの前に、班で話あるような場でも仮に「こうしたら良いんじゃないのかな?」というアイデアが浮かんだとしても「こんなの採用されないでしょ」「笑われるかも」と思ってしまって、何も言えませんでした。
行動にしても同じです。
動く前に悪いことしか浮かんでこないので、結局じっとしていることしかできませんでした。
そのように成長してきたために、大人になっても同じようなことばかり。
とにかく「私=消極的」という感じでいましたね。
本当は、仕事でも遊びでも恋愛でも積極的でいたかったんですけど、それとは正反対の人間になってしまいました。
人生が大きく変わりました!
とにかく、何とかしたかったです。
このまま一生、このような大人しくて消極的なままでいたくはありません。
友達もいなければ恋人もできないし、つまらない人生になってしまうと思いました。
具体的に何をすれば良いのか?正直分かりませんでしたけど、たまたま会話法を見つけて、「まずは会話ができるようになって、交友関係を広げよう」と思ったんです。
これが大当たりでした。
この会話術を学び始めてからというもの、他人と接することがどんどん楽しくなっていったんです。
今までだと、話し掛けられるのをじっと待っているだけでしたけど、自分から話ができるようになったんです。
数人で話が盛り上がっていても、その輪に後から加わることも平気になりました。
数か月後には、「人間関係が上手くいっている!」と自信を持って言えるくらいになりました。
そうなると、行動も変わってきました。
それまでだと行動に移す前に、あれこれ考えてしまっていて、最終的には何もできずにいましたけど、「よし、こうしよう!」と即決して行動に移せるようになったんです。
恐らく人付き合いが上手くいくようになったことで、あまり人の目を気にしなくなったし、自信も持てるようになったからなんだと思います。
この一年ほどで、人生が大きく変わりましたね。
毎日楽しくて仕方がありません。
まさにバラ色の人生になったといっても、過言ではないほどです。