小さい頃、幼稚園や学校でも「お友達と仲良くしましょう!」と先生が言っていました。
でも、どうすれば仲良くなれるのか?友達100人できるのか?そんなことは教えてくれないんです。
人付き合いのイロハなんて自然と身に付くというのかもしれませんけど、私みたいに何も分からず、人間関係で苦労している人も多いのではないでしょうか?
学校の先生なんて、「友達とは仲良くしなさい」と言いますけど、「じゃあ、どうすれば良いの?」ということは教えてくれません。
「仲間外れは良くない」と言うけど、どうすれば良いの?と思うことばかりでした。
「仲間外れ」をしている側も、仲良くないから知らん顔しているわけで、「仲間外れ」をされている私みたいな奴は仲良くしたいけど、仲良くなれないから、仲間になれないわけで。
勉強ができるわけでもなく、運動ができるわけでもないし、しかも口下手で大人しい性格となると、なかなか周りに人なんて近寄ってきません。
自分から話し掛けることができるタイプでもないので、いつも隅っこの方で大人しく座っているような感じでした。
大人しい人でも人付き合いが上手い人もいるとは思います。
不思議と人が寄ってくるような人です。
そういう人って、なんか人を引き寄せる魅力みたいなものがあるんでしょうね。
当然の話ですけど、私にはそんな魅力はありません。
「これじゃあダメだ」と思って、高校に入学した時に、かなり気合を入れていました。
明るいキャラを演じてみたりして、積極的に話し掛けたりしてみたんです。
でも、元々が大人しい性格なわけで、自分でもすごく無理しているのが分かる感じで、少し話しても話がテンポよく進むこともなく、最後は沈黙するだけ。
中学の時ほど孤立はしませんでしたけど、男女関係なく友達がたくさんいて、楽しい学校生活!ということでもなかったです。
友達から親友になりました!
社会人になってからだと、さらに人付き合いって大切になりますよね。
仕事内容よりも人間関係が上手くいかなくて、ストレスを抱えたり退職したりする人もいます。
仮に辞めたとして一時的には逃げることができるんでしょうけど、新しい職場にいったところで、同じことの繰り返しになると思うんですね。
大人しく口下手なのは仕方がないとして、なんとか聞き上手くらいになれて、少しの雑談くらい上手く話せるくらいにならないといけないと思ったんです。
たまたま、この会話術を見つけて、学ぶことにしてみました。
これを読んだ率直な感想は「すごく丁寧で分かりやすい」ということでした。
理解しがたい内容だと、覚えるどころか実際に使うこともできませんけど、「これなら会話の中で使える」と思えましたね。
実際に、職場の人達との会話の中で、学んだことを使ってみると、すごく良いテンポで会話が弾んでくれました。
話題に困ることもなくなったし、適度な相槌も打てて、初めてと言って良いほど会話が楽しいと思いました。
何度か上手くいった体験をしていくと、自信にも繋がってくれて、会話や人付き合いに対しての苦手意識が、だんだん無くなっていったんです。
職場の同僚とも、すごく仲良くなれました。
先輩や上司とも、適度な雑談もできるようになってきたので、仕事の方も楽しくなってきています。
高校時代の同級生とは数人ですけど付き合いがあって、たまに会っていたんですけど、会う度にどんどん親しくなっていて、親友という感じです。
高校の時は毎日のように顔を合わせていたのに、友達というよりただの同級生という感じだったんです。
それが短期間で親友になれた感じで、「やっと何でも話せる友達ができた!」と嬉しかったですね。
それでも人に好かれる会話術を学んで、少しずつですけど会話に自信が持てるようになったことで、友達ができるなんて、やっぱり人間関係って会話が重要なんだなぁと思いました。
せっかく聞き上手にになれて、人間関係も上手くいくようになってきましたので、これからも人に好かれる会話術で教えてもらえたことをフル活用して、さらに人付き合い上手になっていければと思っています。