友達だったり、気の合う職場の人となら、楽しく喋ることができるんですけど、その場に1人でもあまり仲良くない人や気の合わないような人が入ってくるだけで、全く喋れなくなってました。
自分でも不思議になるくらいでしたね。
どうして良いのかも分からずに、すごく悩んでいました。
大人数の会話というのは、昔から苦手でした。
人前で話をするのも苦手で、小学生の頃なんて顔が真っ赤になるし、頭は真っ白になるし…そんな経験もしたことがあったので、大人数の前で発表などするのは、不得意でした。
それもあってか、自分が発言することで注目されるというのが、すごく緊張するというか、嫌なところもあったんです。
ですから、4~5人での会話、しかも仕事での会議だとか難しい話や真剣に話すような場でなくても、雑談程度の場でも、あんまり上手く話せなかったです。
その点も、何とかしないといけないとは思っていました。
でも、それ以上に思っていたのが、少人数での話でも話せなくなってしまうことが多かったんですね。
例えば、職場で気の合う仲の良い同僚と一緒にいたとします。
最初は、その人とベラベラ話して、くだらない冗談なども言っていられるんです。
でも、そこにもう一人、あまり親しくない人が加わってきたとします。
同僚は平気で話すんですけど、私は全く話せなくなってしまうんですよね。
そんな自分がすごく嫌だったんです。
気の合わない人だから…苦手だから…嫌いだから…というので、あえて話したくないということで、会話にも入ろうとしないというなら、全然良いとは思うんですけど、そうではないんです。
人見知りするし、あまり自分から話すのが得意でもないので、交友関係は狭いんですね。
せっかく同僚と一緒にいて、そこで話せれば、少しでも仲良くなれるでしょうし、何人もそういう感じで話していければ、人間関係も順調にいくようになると思うんですよ。
でも、そうすることができないんです。
自分でも意味が分かりませんでした。
周りの人からは全然喋らないので、「寡黙な人」「無口」という印象を持たれますし、仲の良い人には「多重人格」「人の好き嫌いが激しい」とか言われるし。
そんな自分が本当に嫌で嫌で仕方がなかったです。
自然と会話に入れるようになった
そんな会話下手の私でしたけど、どう会話に入っていけば良いのか?どんな話題が良いのか?など、会話のコツを学ぶことができて、かなり変わることができました。
先ほど言った同僚と親しくない人と3人でいるような時に、「どうしよう…どうしよう…」と焦っているような感じがありました。
それで結局「また会話に入れなかった…ああいう場って苦手だなぁ」と思っていて、自分で苦手意識を持つように考えてしまっていたんですよね。
会話に入るコツやタイミングなどが分かってからは、自然と会話に入っていけるようになったんですよね。
それに大人数での会話のコツも、同時に学ぶことができたので、だんだんとですけど、人前で話すこともできるようになってきました。
緊張はしてしまいますけど、以前に比べたら月とスッポンです。
かなり話せるようになっていますから、自分でも驚きです。
おかげ様で、交友関係が広がってきました。
職場の人間関係も、すごく順調にいくようになっています。
面白い人ってことではありませんけど、無口とか言われることも無くなりましたね。
「最近どうしたの?」と驚かれることもありますけど「人として成長したんです」と笑って言えるくらいになっています。
会話って重要なことで難しいものなんでしょうけど、ちょっとしたコツだったり話し掛けるタイミングだったり、そういったものが分かれば、かなり上手く話せるようになるんだと実感しました。
素晴らしい会話ノウハウに出会うことができて、感謝しています。