言葉の選び方って難しくありませんか?
ちょっと変なことを言った、誤解されてしまうこともあるし、変に人の揚げ足を取る人もいますから。
しかも、言葉が足りないとか、説教じみたことを言う人もいます。
こちらとしても、誤解させようと発言しているわけでもないし、わざと足りなくしているわけでもないんですけど。
以前のことなんですけど、職場で新規事業の企画するメンバーに選ばれたことがありました。
嬉しい反面、緊張もあって、大丈夫かどうか不安もありました。
上司に相談したんですね。
どうして私が選ばれたのか?と。
すると、なんだ!選ばれたのが気に入らないのか?それならやらなくたって良いんだぞ!と、思い切り怒られちゃいました。
やりたくないわけではなくて、役に立つか不安な気持ちがあって・・・と説明したら怒りも収まって、怒鳴って悪かったなと言ってくれました。
改めて、私が選出された経緯を話をしてくれて、説明すると長くなるんですけど、すごく評価してもらった結果だったんですね。
結果的には、私なりにも頑張って、無事に新規事業を立ち上げることができたんですけど。
でも、その話し合いの中でも、説明不足のところもあって、その辺は苦労しました。
他にも、友達との会話の中で、驚くような内容の話を友達がしてきて、本当に?と言ったら、本当なんだよ!これがマジな話なんだよ!と言う人もいますけど、はぁ!?俺がウソいう訳ないだろ!なんて、ちょっとキレ気味になる人もいるんですよね。
いろいろな人がいますから、こちらの言葉が足りないとか、必ずしもそれだけが原因ということもありませんけど。
私の場合は、何度もそんな経験をしてきていますので、説明とか苦手で 言葉が足りないと自覚しています。
ですから、最初に説明が苦手で、言葉が足りないかもしれない、分かりづらいかもしれないけど、最後まで聞いてほしい、意味が分からない時は、後で質問してくれれば、とりあえず話を聞いてください、そんな感じで前置きをするようにしていました。
それまでは、話してる途中で誤解されて、嫌な思いをしたこともあったんですけど、そんな前置きを言ってから話すようにしたら、上手くいくようになってきました。
話術と言うものを考えたら、いかに短い時間で相手を納得させるか?っていうのも大切なのかもしれませんけど、無理して変な空気になるくらいなら、少し時間が掛かったとしても、理解してもらう方が楽なんですよね。
前置きをしておくことで、この人は言葉が足りない人って思われるし、後で質問してと言っているんだから、後で聞けば良いやって相手もなってくれるんですね。
ただ、最初は通用することですけど、何度も同じように前置きをしていたら、成長しない人になってしまいますから、その辺は努力も必要ですね。
勘違いするのも誤解するのも、結局は相手次第なんですよね。
その後、しっかり話せば分かってくれる人もいるし、いつまでも信じてくれなかったり、根に持つような人もいます。
でも、そんなことを気にしていたら、何も話せなくなってしまいますし、口下手な人の場合は、余計に委縮して話せなくなってしまいます。
あなただって、同じことを言われたとして、親しい人や好きな人に言われたら気にもしない、反対に嫌いな人に言われたらムカつくなんてこともあると思います。
自分だってそうなんですから、相手だって同じなんですね。
気にしないのが一番なんですけど。