仲が良い人との会話だったら、楽しめるんですけど、そうでもない相手の場合は、完全に無言になってしまいました。
何か話をしないと!と思うと、余計に話せなくなってしまって…。
そんな自分が嫌で、いつも苦痛を味わってしまうことばかりでした。
仲良くなってしまえば、くだらない話も下ネタも平気で喋れるようになるんですね。
でも仲良くない人だと、言葉が出てこないんです。
人見知りということもあるので、初対面の人と上手く話せないというのは、あることかもしれませんけど、面識のある人・顔見知り程度だけど職場の人とか、そんな人が相手になってしまうと、途端に無言になってしまうんです。
職場で仲が良い同僚がいるんですけど、その人はすごく社交的な人なんですね。
面白い話をベラベラ話すような人で、すごく気が合って親しくさせてもらっているんですけど。
休憩室などで、その人と一緒にいて話をしていて、後から人が入ってきます。
同僚は、誰とでも仲良くなるような人なので、平気で、その人とも話をします。
でも、私はその会話の中に参加できないんですね。
この前も、喫煙所に同僚と行きました。
後から一人男性社員が入ってきました。
それまで同僚とくだらない話をしていたんですけど、もう一人が参加してくると、もう話せません。
しかも、ギャンブルの話になりました。
パチンコだとか競馬だとか、二人は好きみたいで会話は弾むんですけど、私は全く分からない話でした。
パチンコとか競馬って、昔少しだけやったことはあるんですけど、ほぼ知識はありません。
スロットの話になった時は、何を話しているのかも分からないほどでした。
そうなると、「それって〇〇なの?」とか「そういう場合はどうなるの?」とか、単純な質問すら思い浮かばないんです。
ただ二人が盛り上がっている会話を、ボーっと聞いていることしかできません。
複数人での会話が苦手で、しかもよく分からない話をされてしまうと、どうにもなりません。
会話に参加したくても参加できないという、ただ苦痛な時間を味わうことになってしまいます。
目から鱗の会話術
そんな情けない私でしたけど、目から鱗の会話術を手に入れたことで、ガラリと変わりました。
ガラリとというと大げさかもしれませんけど、普通に会話に参加できるようになったんです。
会話というもののなんたるかを知ることができて、苦痛な時間も無くなりました。
以前と同じように、同僚と一緒にいて、他の人と一緒になるような場面でも、一応話題に入っていけるようになりました。
割合で言うと、同僚5:他の人3:私2くらいですけど、今まで0でしたから、それに比べたら成長したと思います。
どうやったら話題を見つけられるか?質問の仕方だとか、苦手な人とでも打ち解ける方法など、いろいろなことが学べました。
相槌も今までは適当でしたけど、どんな相槌なら相手は話しやすくなるのかも分かりました。
もちろん話し上手にはなれていないと思います。
すべらない話みたいに、ベラベラ面白いことは言えません。
でも、少しだけでもいろいろな人と話せるようになったことで、交友関係が一気に広がりました。
まだ初対面の人は苦手なところもあって、上手く話せませんけど、極力自分の方からは、話し掛けるようにしています。
何度か面識があるような人だったら、気にすることなく話せていますね。
同僚と一緒にいると、さらに話せていますね。
「俺の指導のおかげだね」なんて言われるほどです。
会話術を学んだとは、ちょっと言えないので「そうだね」と返事してますけど。