人とコミュニケーションを取るためには、会話が大切なのことは分かっていました。
でも、どうしても喋れないんです。
声に出す前に、あれこれと考えてしまって、結局何も話せずに終わってしまうようなことばかりでした。
幼少期の頃から、大人しい性格で、自分からワーワー言うようなことはなかったです。
引っ込み思案すぎて、親が心配するほどだったようです。
成長するにつれて、少しは話もするようになってきましたけど、中学生くらいになってから、やたらと人の目が気になると言いますか、相手に「どう思われているんだろう?」と気になってしまいました。
誰しも嫌われるより好かれたいでしょうし、少しでも良く思われたいと思うはずです。
好きな人に、カッコいいとか可愛いと思われたいのは、当然ですよね。
そういう感情が人一倍強かったんだと思います。
良い人を演じているというか、「変なことを言って相手を不快にさせたらどうしよう…」「こんなことを言えば、喜んでくれるかな?」とか、いろいろと考えてしまって、結局何を言って良いのか答えも出ないで、そのまま沈黙してしまうようなことばかり。
そんなことばかりを経験していくと、人と接することや会話が、嫌になっていってしまうんです。
考え過ぎて疲れちゃうんですよね。
次第に人と接することを避けるようになってしまって、一人孤独で過ごすようなことも多くなりました。
それじゃあダメだ!と思ってはいても、どうにもなりません。
頑張らないと!と思って会話に参加しようとしても、参加するところか、その輪にも入り込むこともできなくて…。
ただ苦手意識が強くなるばかりでした。
必要なことを理解できれば、何とかなるもの!
そんな人付き合い苦手人間でも、何とかなるものがありました。
こんな会話術なんですけど。
これを読んでコミュニケーションを取るために必要なことが、よく理解できました。
「なるほどね~」と思えることばかりでしたね。
何を話していいのか分からないから、あれこれ考えすぎてしまうわけで、正解が分かっていれば、悩むこともありません。
正解通りに話せば良いだけですから。
簡単に言ってますけど、もちろん読んですぐに上手くいったわけではありません。
人付き合いが順調になってきている!と思えるまでに、だいたい2か月ほど掛かりました。
ひょっとしたら、この会話術以外に、もっと早く効果の出る方法もあるのかもしれませんけど、私にはこれしかない!と思いましたし、一番合っていたと思います。
今では苦手意識は完全に無くなりました。
人の輪の中にも、すんなり入っていけるようになりましたし、自分から進んで人と接するようにもなりました。
気楽に過ごせることができるようになって、毎日楽しく過ごせています。